俳優さんや女優さんは、
時に演じる役柄のために、
過酷なまでの役作りをすることがありますよね!
鈴木亮平さんは、演じる役に合わせて、体重を増減!
今日、
一般的にそのような
過激とも思える役作りで知られている
俳優さんといえば、
鈴木亮平さんでしょう!
具体的な例を挙げますと、
「天皇の料理番」出演に合わせて20キロ痩せたり、
「俺物語!!」に主演する際には30キロ太ったりと、
まわりから見ていて、
大丈夫なのかなって、思ってしまうほどのアップダウン!
でも、役者さんのなかには、
もって生まれた体に手をくわえるという、
より過激な
役作りをされる方もいらっしゃるんです!
ドラマのゲスト出演のために、前歯に銀歯を入れた酒井若菜さん
先日、
女優の酒井若菜さんが
ゲスト出演される
ドラマ「火の粉」にあわせて、
前歯を抜いて銀歯を入れた、ということを告白!
そのニュースはYahoo!!のトップにも掲載され、
大きな話題を呼びました!
もっとも抜いた歯は
もともと差し歯だったようなのですが、
女優さんというのは、
そんなことまでしてしまうのかと
思わせるエピソードでした。
でも、
なかには本当に、「自分の歯」
そのものを抜いたり、
傷つけたりしてしまう役者さんも、
多くいらっしゃいます!
今回は、そんな役者さんをまとめてみました!
三國連太郎さん
まず、いきなり大物ですが、
三國連太郎さん!
1957年に
『異母兄弟』という映画に、
田中絹代さんいう女優さんと
夫婦役として共演することになったのですが、
三國連太郎さんと田中絹代さん、
実は年齢が14歳も
田中絹代さんのほうが年上!
これではどうしても夫婦に見えないと悩んだ
三國連太郎さん、
その際に、歯を抜くことで
老けてみえるようにする、
ということを思い立ち、
いざ行動にでるのですが、
何と!
上下10本もの歯を抜いて撮影に臨んだのです!
すごい!
これこそ、
演技にかける情熱が
なせるものなのでしょうか?
ちなみにその後の
三國連太郎さんですが、
配役ごとに
そのイメージにあわせて
入れ歯を作っていたといいます!
いやあ本物だ!
松田優作さん
さらに、こちらはよく知られている話ですが、
有名なところですと、
松田優作さんもそうです!
映画「野獣死すべし」に出演する際に、
痩せこけた役柄のイメージに近づけるために、
奥歯を4本抜いたといわれます!
たしかに松田優作さんは、
顎が発達したお顔なので、
少しでも頬がこけたように見せようと、
そういう行動に出たのでしょう。
あのハリウッドの大物俳優も、役作りで歯を抜いていた!
さて、ちなみに役作りに際して、
歯を抜くのは
何も日本の役者さんばかりではございません!
ハリウッドに目を移すと
こちらも大物ぞろい!
ブラッド・ピット
まずは、
意外なところで
ブラッド・ピット!
代表作のひとつである
「ファイトクラブ」の撮影に際して、
前歯を抜いています!
ブラッド・ピットって、
ハンサムな顔立ちゆえ、
ルックスだけでスイスイと来てしまったような
印象を一般的には持たれがちですが、
実はかなり
演技にこだわりをもっているんですよね!
この
「ファイトクラブ」に関するエピソードは、
ブラッド・ピットの
そんな一面を物語っているように思います!
ニコラス・ケイジ
あと、同じくハリウッドの大物、
ニコラス・ケイジ!
ただ、ニコラス・ケイジの場合は、
これまでご紹介してきた
外見を変化させるための抜歯ではなく、
精神面での追求のために歯を抜いています。
ニコラス・ケイジがまだ無名な時代の出演作品に、
「バーディ」という作品があります。
ニコラス・ケイジは、
この作品において
ベトナム戦争からの帰還兵を演じたのですが、
その役を演じるに際して、
直接体験することが出来ない
戦場での苦しみや痛みを少しでも理解するためにと、
歯を抜いてみた、というのです!
これって、
見た目の役作りではなくて、
精神面での役作りですね!
すごい…。
そういうアプローチもあるんですね。
演技のためならとことんやってしまうのが、役者の本能
今回は、役作りに際して、
歯を抜いてしまった
方々についてまとめてみました!
役者さんというのは、
文字通り、
体を張って役になりきり、
その役に魂を吹き込んでいることがわかりますね!